ALANIS MORISSETTEアラニス･モリセットのIRONIC。アラニスとグレン･バラードの作品。グレン･バラードのプロデュース。アルバムJAGGED LITTLE PILL(1995)に収録。１９９６年最高位４位。
アラニスの魅力は私小説的な過激な詩にあるかなと思います。このあとリリス･フェアに代表される女性ロック歌手がたくさんでてきたので彼女の影響はとても大きかったんじゃないでしょうか。同じカナダのロック歌手のアヴリルにも彼女の影響を感じます。
<歌詞>
９８才になった年老いた男性。
彼は宝くじにあたったその翌日に死んだの。
それってあなたのシャルドネのなかの黒いハエ。
それって２分遅れで許された死刑囚。
それって皮肉じゃない？そう思わない？
それってあなたの結婚式の日の雨みたいなもの。
それってもう支払いのすんだただ乗りみたいなもの。
それって終わったあとのいいアドバイスみたいなもの。
だれに考えられるの？それが計算されたことと。
ミスター"冒険をしない"は飛行機をおそれている。
彼はスーツケースをつめこんで子供たちにお別れのキスをする。
彼はこの現実から逃げようとものすごい日々待っていた。
そしてその飛行機が墜落すると彼はこう思ったの。
"うーん、こんなはずでは"
それって皮肉じゃない？そう思わない？
リピート
人生にはあなたにそっとしのびよるおかしい一面があるわ。
あなたがすべて大丈夫、すべてうまくいってると思っていると。
人生にはあなたをそっと助けてくれるおかしい一面があるわ。
あなたがすべておかしい、すべてだめになったと思っていると。
それってすでに遅れているときの交通渋滞。
それってタバコ休憩のときの禁煙サイン。
それってナイフだけ必要なときの１万個のスプーンみたいなもの。
それって夢にまでみた男性との出会い。
そのあとの彼の美しい妻とのあいさつ。
それって皮肉じゃない？そう思わない？
すこしだけ皮肉すぎる...私、本当にそう思うわ。
リピート
人生にはあなたにそっとしのびよるおかしい一面があるわ。
人生にはあなたをそっと助けてくれるおかしい一面があるわ。
あなたをそっと助けてくれるの。
