2013年8月20日火曜日

I'VE NEVER BEEN TO ME










CHARLENEシャーリーンのI'VE NEVER BEEN TO ME。ロン・ミラーとケネス・ハーシュの作品。1982年最高位3位。

最初この作品は男性の視点で書かれた曲だったとありました。邦題は「愛はかげろうのように」でWIKIみると「日本では小柳ゆき、岩崎宏美、原田真純などが歌っている。中でも椎名恵による1986年の日本語カバー曲『LOVE IS ALL ~愛を聴かせて~』がよく知られている。」そうです。

<歌詞>

女性へ。
女性のあなたは、
あなたの人生をのろっている。
あなたは不機嫌な母親。
厳格に管理されている妻。
確かにあなたは夢見てしまうはず。
あなたがやったこともないいろんな事。
でも私があなたに話そうと思うことを、
誰かが私に話してくれていたらと思うの。

私はジョージアでもカリフォルニアでも、
私が行ける場所はどこへでも行ったわ。
宣教師の手をとって、
私たちは太陽のなか愛し合ったりした。
でも私はそんな場所や好意的なひとたちから逃げ出した。
だって私は自由でいたかったから。
私は天国に行ったことがあるのに、
でも自分と出会うことはなかったの。

女性へ、お願いだから、
どうか立ち去らないで。
だって私はこの事をあなたに伝えないといけないから。
どうして私が今もひとりきりなのか。
私にはあなたの瞳に映る私と同じものがわかるの。
あなたと共有できないものかしら?
百万もの偽りで生活をおくり、
疲れきったそんなこころを。

私はニースへもギリシアの島へも行ったりして、
ヨットに乗りシャンパンを楽しんだりした。
モンテカルロをハーロウのように進んでいき、
みんなに私の幸福をみせていたの。
私は王様たちに衣服を脱がされて、
普通の女性ではみない事もみてきた。
私は天国に行ったことがあるのに、
でも自分と出会うことはなかったの。

ねえ、あなたには天国が何かわかる?
それは偽り。
それは私たちが創りだした幻想。
私たちがただ憧れる人々や場所のこと。
でも、あなたには真実が何かわかる?
それはあなたが抱きしめている小さな赤ちゃん。
それは今朝あなたが言い争った男性のこと。
今夜、あなたが愛し合うその男性のこと。
それが真実。
それが愛。

時々、私はまだ見ぬ子供たちを求め泣いている。
その子たちは私を完成させていたのかも。
でも私は...私は甘美な人生を選び、
私はその喜びから生じる辛さを知る由もなかった。
私は冒険に時間を費やし、
気軽な恋を楽しみ、
自由には代償があまりにかかるもの。
ねえ、私は天国に行ったことがあるの。

でも、自分と出会うことはなかったの。

・・・

※ハーロウ・・・ジーン・ハーロウはアメリカの女優。1930年代セックスシンボルとして活躍。プラチナ・ブロンドというニックネームを与えられ、26歳の若さで亡くなった。