2014年12月24日水曜日

WALKING IN MEMPHIS










MARC COHNマーク・コーンのWALKING IN MEMPHIS。マーク・コーンの作品&プロデュース。アルバムMARC COHN(1991)に収録。1992年最高位13位。

したにつけた解説以外にもブルー・スエード・シューズ、グレイスランド、ジャングル・ルームなどエルビス関連の言葉がならんでますね。

<歌詞>

いつもの青いスエードの靴をはいて、
飛行機のなかにいる。
飛行機はデルタ・ブルースの地へと着陸する。
この降りしきる雨のなか。

W・C・ハンディ。オレを軽蔑してくれ。
ファースト・クラスのチケットを手にしたのに、
少年のようにふさぎこんでいる。

オレはメンフィスを歩いている。
ビール通りから10フィート離れたところで。
メンフィスを歩いている。
でもオレは本当にそんな気持ちなのか?

エルビスの亡霊をみかける。
ユニオンの大通りで。
グレイスランドのゲートへと彼を追っていき、
彼が止まらずに通りぬけるのをながめた。
もうセキュリティには彼がみえず、
彼らは墓のそばをうろうろする。
でもかわいらしい女の子は、
この"王様"を待っている。
彼はジャングル・ルームにいる。

リピート

人々の前にはナマズの料理がならぶ。
人々はいたるところでゴスペルを歌う。
グリーン牧師はあなたに会えたことを喜ぶ。
あなたに祈りがないのなら、
でもあなたは祈りの言葉をとなえてしまう、メンフィスで。

今でもミュリエルはピアノを弾く。
毎週金曜日、ハリウッド・カフェで。
みんなはオレを彼女の元に連れて行き、
オレに歌わないかたずねる。
なにか短い曲をと。
そしてオレは魂をこめて歌う。
すると彼女は言った。
"あんたは神様の子かい?"
オレは答えた。"はい奥様、今夜は"。

リピート

いつもの青いスエードの靴をはいて、
飛行機のなかにいる。
飛行機はデルタ・ブルースの地へと着陸する。
この降りしきる雨のなか。

飛行機はデルタ・ブルースの地へと着陸する。
この降りしきる雨のなか。

デルタ・ブルース・・・アメリカ合衆国南部のミシシッピ川流域(デルタ)やテネシー州メンフィスなどの地域で発生した、初期ブルースミュージックのひとつ。

W・C・ハンディ・・・"ブルースの父"。彼がブルースの形式を発明したわけではないが、彼は、曲のタイトルに"Blues"という言葉を使った最初の人の1人。

グリーン牧師・・・アル・グリーン。1974年、グリーンは彼のガールフレンドから熱湯を浴びせかけられ、重度のやけどを負ってしまう。その後彼女は自殺。この出来事に深く心を痛めた彼は牧師になる決意をした。1980年代以降はゴスペル・シンガーに転身、また牧師として宣教活動に力を入れた。