2014年10月13日月曜日

A WHITER SHADE OF PALE

PROCOL HARUMプロコル・ハルムのA WHITER SHADE OF PALE。デニー・コーデルのプロデュース。1967年最高位5位。

<歌詞>

僕らは軽いファンダンゴで跳ね回った。
床の上で荷車の車輪を回していたら、
僕はちょっと船酔いの気分がしてきた。
でも群集はさらに大声をあげてきて、
天井が吹き飛んでしまうくらい、
部屋はもっと激しくうなる音を立てた。
僕らがもう一杯と大声をあげると、
ウェイターがトレーを運んできた。

だから、それはもっと後のことで、
製粉業者が彼の作り話を話すにつれて、
最初、ただぼんやりとしていた彼女の顔は、 
青ざめてもっと白い影に変わった。

彼女は"理由などなにもないわ"、
"真実って理解するにははっきりしてる"と言った。
でも僕はトランプで集中力が散漫になっていて、
みんなが彼女を海岸に取り残された
ウェスタに仕えた16人の巫女
の一人にさせたりしないと思った。
僕の目は開いていたんだろうけど、
それは閉じているも同然だった。

リピート

彼女は上陸許可のためここにいますと言った。
僕らは岸から数マイルのところにいたけれども。
僕はこのささいなことを指摘して
彼女を納得させた。
"キミはネプチューン王をだます
人魚にちがいないよ。"と言うと、
彼女はとてもかわいらしく僕に微笑んで、
僕の怒りはすぐにおさまった。

リピート

もし音楽が愛の食料になるなら、
笑い声は愛の女王ということ。
同じようにお尻が前方になら、
真実の中のごみは清潔ということ。
その時まで分厚い紙のような僕の口は、
僕の頭のことをすぐに滑らしそうになった。
だから僕は急速に潜航して、
彼女の海底を攻撃した。

リピート

※ファンダンゴ・・・スペインの陽気な舞踏の一種

※ウェスタ・・・ローマ神話に登場する女神で竃の神、転じて家庭の守護神。処女神とされ、のちにギリシア神話のヘスティアーと同一視された。

※ウェスタの巫女・・・古代ローマにあっては国は大規模な家族と考えられたため、国家体制の鎮護神としてウェスタ崇拝も従事された。ウェスタ神官は貴族階級の少女より選ばれ、神官たる間は処女が義務付けられ、この規律を犯したものには生き埋めによる死罪が課せられた。伝説によるローマの建国者ロムルスの母レア・シルウィア(名前には複数の説あり)もウェスタ神官であったとされる。このウェスタ神官長はローマにおいて最も権威を持った聖職者で、劇場などでも女性でありながら最上級の席が割り当てられた。