2014年1月24日金曜日

JEAN

OLIVERオリバーのJEAN。ロブ・マックエンの作品。ボブ・クルウのプロデュース。映画「ミス・ブロディの青春 THE PRIME OF MISS JEAN BRODIE」(1969)の主題歌。1969年最高位2位。

今回はじめてマギー・スミスという女優さん知りました。しかもこの映画でオスカー主演女優賞とってるひととは。オリバー(ウィリアム・スウォファード)自身もロック・ミュージカル「ヘアー」で歌ってるようですね。そして2000年2月(54歳)に亡くなられています。

<歌詞>

ジーン。ジーン。
バラの花は赤く、
どの葉っぱも緑いろになった。
雲はこんなに近くにある。
君は雲に触れられる。だから、
草原にやってきてごらん、ジーン。

ジーン。ジーン。
君は若くて生き生きしている。
君の半分現実で半分夢の世界から出ておいで。
駆けてごらん、自分の意志で。
この丘の頂上まで。
君のうでを広げてごらん。愛しいジーン。

谷の羊が僕のところまで家路につくまで、
星が僕のそばに落ちて、僕がひとりだと気付くまで、
太陽が歌うすがたをみせるそのときまで、
僕はそれまで待ちつづける。

ジーン。ジーンに会うために、
バラの花は赤く、
どの葉っぱも緑いろになった。
丘が月の黄色のかすみで輝いていたら、
僕のうでに飛びこんでおいで。愛しいジーン。

ジーン。君は若くて生き生きしている。
半分現実で半分夢の世界から出ておいで。
駆けてごらん、自分の意志で。
この丘の頂上まで。
僕のうでに飛びこんでおいで。愛しいジーン。



<あらすじ>

1932年9月、スコットランドの首都エディンバラ。伝統ある女子高に勤務するミス・ブロディは、自由奔放な教え方や派手な服装で校長を始めとする保守的な人々からは疎んじられていたが、生徒たちからは絶大な人気を博している型破りな教師。娘のように思う可愛い生徒たちを教え導くことを生きがいとし、"今が私の青春"と教師という職業に誇りを持っていた。

特に彼女を慕う4人の女生徒は課外時間にも彼女と行動をともにし、強い影響を受けてゆく。そんな彼女は同僚の男性達から見ても魅力的な存在で、妻帯者のテディ・ロイドや家柄のいいロウザーらは彼女にすっかり魅了されていた。彼女につれなくされたロイドは生徒のサンディを愛人にするが、どうしてもブロディを忘れられないロイドの態度に、サンディは深く傷つく。

事あるごとに校長はミス・ブロディを辞めさせようとその機会をうかがっていたが、ついに彼女の影響でスペイン内戦に参加しようとした女生徒が爆死し・・・

英国の女流作家ミリュエル・スパークの同名小説を、ジェイ・プレッソン・アレンが舞台劇に脚色したものを、ロナルド・ニームが映画化。主演のマギー・スミスはこの作品でオスカー女優となる。