2013年10月9日水曜日

THE WATER IS WIDE

$takashiのブログ

KARLA BONOFFカーラ・ボノフのTHE WATER IS WIDE。アルバムRESTLESS NIGHTS(1979)に収録。

アイルランドに古くからある民謡のようですね。僕は今回はじめて(多分なにかのCMで聞いたことがあるかな?)聞きましたけどいい曲ですね。アマゾンのレビューがよかったので紹介。

カーラ・ボノフのセカンドアルバムです。
全体を通して、素直なボーカルで、非常に聞きやすい。イーグルスのメンバーや、ジェイムズ・テイラーなどがゲストとして参加している。
特に、スローテンポのバラード曲での歌がすばらしい。三曲目の「The letter」やラストの「The water is wide」などは、思わず胸が締め付けられるような気さえする。
アップテンポの曲もあるが、全体的にイメージは、ジャケット写真によくあらわれているように思える。
個人的にすきなのは、ラストの「The water is wide」。海の向こうにいる恋人への思いを歌ったトラディショナルナンバーだが、大げさな言い方をすれば、世の中にこれほど切ない歌はないとまで思っている。
カーラの歌も、素朴ながらよく悲しみが伝わってくるし、ゲストのガース・ハドソン(ザ・バンド)のアコーディオンや、ジェイムズ・テイラーのギターとバックボーカルも雰囲気が出ている。


<歌詞>

海は広くて、僕には越えられない。
そして僕は飛んでいける翼も持たない。
僕に二人で渡れるボートを与えて。
そして二人で渡ろう。僕の愛と僕で。

愛は穏やかで愛は優しいもの。
最初に生まれたばかりの花は愛おしくて、
でも愛は老いて冷たくなり消えていくもの。
朝露のように...

一隻の船があり彼女はこの海を渡る。
彼女はできるだけたくさん積みこむけれど、
僕の愛ほどたくさん積みこめない。
僕はどんな風に沈むのか泳ぐのか分からないのに。

海は広くて、僕には越えられない。
そして僕は飛んでいける翼も持たない。
僕に二人で渡れるボートを与えて。
そして二人で渡ろう。僕の愛と僕で..

そして二人で渡ろう。僕の愛と僕で...